新しく家族を迎える飼い主さまへ
- HOME
- 新しく家族を迎える飼い主さまへ
一番初めの壁は環境の変化です。
生後間もない子犬や子猫は人間の赤ちゃんと同様にデリケートです。環境の変化が大きなストレスとなり、細心のケアをする必要があります。健康でよいワンちゃん・ネコちゃんに育てていくためには、環境が変わった直後のケアが最も大切です。
1.迎える準備は整っていますか?
子犬・子猫の落ち着く居場所を作ってあげることは最も重要です。次のものを用意してください。
用意するもの
- ケージ(その子の大きさに合ったもの)
- トイレ&トイレシーツまたは猫砂
- 専用の食器&吸水器
- おもちゃ(飲み込めない大きさのもの、犬・猫各専用)
- 寝床(ベッドやマット)
- ブラシ&爪切り(グルーミング用)
- 消臭剤
- 犬猫用ヒーター(コード保護が付いているため)
2.規則正しく静かに過ごさせましょう。
子犬・子猫は1日に約15時間~20時間の睡眠が必要です。飼った直後に体調を崩すなんてことをよく聞きますが、慣れない場所に連れてこられた子犬や子猫からすると当然の結果です。
すぐにでも遊んであげたい!と思ってしまいますが、そこはペットの健康のためにぐっとこらえて静かな環境で育てましょう。
1週間経てば少し遊んでも構いませんが、最初は5分程度までにして我慢してください。
3.清潔に育てましょう
子犬や子猫は新しい環境でストレスを感じるため、体調を崩しやすくなります。ですので、便は素早く片付け、清潔に育てましょう。健康のためだけでなく、きれい好きに育てると後々のトイレトレーニングも上手にできるようになります。
4.食事を正しく与えましょう
食事はその子に合った量を与えてください。小さい頃と大人になった後とでは適量も異なります。
与えるフードも、はじめは赤ちゃん用のペットフードにしましょう。ついつい与え過ぎるとすぐに体調を崩してしまいます。
また、逆に適量を食べないこともあります。お渡しの際、適量などを記載した紙も一緒にお渡し致します。
5.ワクチンは必ず接種しましょう。
ワンちゃん・ネコちゃんともに、ワクチンは必ず接種するようにしましょう。
接種の目安期間
- 1回目…生後50日前後
- 2回目…1回目の接種日から1ヶ月後
- 3回目(※わんちゃんの場合)…2回目の接種日から1ヶ月後
- 混合ワクチンは初年度のみ、ワンちゃんの場合は2~3回接種、ネコちゃんの場合は2回接種してください。
それ以降は1年に1回の接種となります。 - ワンちゃんの場合、狂犬病は生後90日以降(※混合ワクチン終了後)に摂取し、その後も1年に1回の接種が義務になっています。
- ワンちゃんの場合、フィラリア予防の時期は毎年5月~12月となります(錠剤やチュアブルタイプなどがあります)。
6.外に連れ出さないようにしましょう
ワクチン接種前の外出は、子犬や子猫にとって最も病気に感染する危険が大きくなります。
2回目のワクチン接種後1週間が経つまでは、他のわんちゃんやねこちゃんとの接触は避け、外に出さないようにしましょう。
7.おかしいと感じたら、すぐ当店にご連絡を
これから当店とお客様との末永いお付き合いが始まります。
便がゆるい、ご飯をまったく食べない、元気がないなど、何かわからないことがございましたらお気軽にご相談ください。
ペットを飼うのに伴うマナーについて
散歩時のマナー
トイレに流せるティッシュペーパーや糞をしたとき用のビニール袋、飲料用や尿の洗い流し用としてのお水といった用意をして散歩にでかけましょう。
また、リードは必ず着用し、周囲の歩行者には常に気配りを忘れないようにしましょう。
集合住宅での飼育マナー
集合住宅でペットを飼う際には、もちろん周囲の住人の方々への気配りが大切です。
トイレのしつけ、抜け毛などで共用スペースへの気配りを忘れずに行いましょう。
また、集合住宅にはペットが苦手な方もお住まいかもしれません。
廊下に出るときには誰かいないかを確認する、リードは短く持つ、エレベーターなどで住人の方と出会った場合には、「ペットも一緒でよろしいですか?」と一声かけるなどの気遣いはしましょう。